基本は、ほめ言葉
最近、朝夜が少し涼しくなり、散歩できる時間帯の幅が広がってきました。とはいえ、うっかり夕方早めだとアスファルトが熱くて出直すはめになるのですが。
尾籠な話で恐縮ですが、うちのワンコはトイレは外派です。そのため、ウンチは原則朝夜の散歩時に、おしっこは高齢になり回数が増えた分、ベランダで追加しています。それでも私の留守などで間に合わなかった時のためにトイレシートを留守番用のサークルに入れていますが、今のところほぼ緊急避難用です。昔から、家の中で排泄するとワンコなりに落ち込むようなので、いかに外散歩時にしっかり排泄させるかが子犬の頃からの課題でした。その結果、ほぼ毎回、ウンチ袋に回収しながら「よ~し、いいうんちだ」とほめ、おしっこ時にも「よ~し、おしっこできたね」とほめ。歳をとって後ろ脚が上がらなくなり中腰スタイルにはなったものの、散歩時の快尿、快便は褒め言葉のたまものでしょうか。
自己評価の高い犬
宮路ひまさんの「ドヤ顔柴犬どんぐり」を読むと、あわわという変わった鳴き声のどんぐりちゃん(茶柴)と先代犬のぺっちゃん(白柴)が出てきますが、それぞれのエピソードでうちのワンコと被るところ、共感するところがてんこ盛りです。ぺっちゃんの老犬時代の話で、「ただ、生きてそばにいてくれるだけでいい」という言葉にうんうんと頷きながら、おおらか育犬路線のどんぐりちゃんが「飯食ってウンチして褒められている」場面で、「子犬の頃から当然のようにうちのワンコにもしていたけど、これって犬バカ?」とギクリとしたり。ちなみに、うちの白みがかった柴は鳩に思いっきり舐められています。やや猫寄りの変な鳴き声も相変わらずです。でも、褒めることで確かにワンコは楽しい顔になり、すこし甘えたさんになります。褒めて育てる方針で自己評価が高くなったどんぐりちゃんの「どんな今日も素晴らしば」は蓋し名言です。