加齢と認知症~その壱

抱っこは信頼のバロメーター?

またうちのワンコが変な声で鳴いています。抱っこすると全身の力を抜いて寄りかかってくるため、背中~腰を軽く撫でて下に降ろすとおとなしく定位置に戻ります。でも、落ち着いたのはごく最近。数か月前は遅すぎる非行(主に夜鳴きと噛みつき)で大変でしたから。その時は、抱っこしても全身固く緊張して、何かの拍子に吠えたり、暴れたりでした。

 手のかからない良い子

もともと、うちのワンコはあまり甘えない自立した感じのワンコでした。吠えることもほとんどなく、人も好き。あまり他のワンコが得意でないけど、訓練などですれ違うのはOK。昔から通っている宅犬所のスタッフ犬とは仲良く、うっかり食べ過ぎる以外は特に問題なく過ごしてきました。大きな病気もなく、日に2回の散歩と食事以外は部屋でおとなしくくつろいでいる。という感じだったのです。きれい好き(?)で、排泄も家の中ではしたがらず、生後半年以降は、散歩の時間まで我慢して待つようになっていました。

 おもらしのはじまり

2年くらい前から、サークルに入れているクッションやシーツが濡れていることが増えてきました。特に夜勤明けで長時間になるときはクッションも下腹もビショビショになっていることが増え、クッションをやめて、少し厚めのトイレシートをサークル内に敷くようになりました。この時点では、12歳を超えて老齢になってきたため、仕方がない事だと思っていました。ただ、やはりトイレが近くなると鳴いて知らせるため、夜中や朝方に散歩につれていくことも増えました。

眠れぬ日々

去年の夏くらいから、夜鳴きが悪化し、それまではとりあえずトイレをさせれば、落ち着いて朝まで静かだったのが、すぐに吠えるようになりました。外に連れていくとおとなしくはなるが、部屋に帰ると夜鳴き再開。エサをやれば、一旦、おとなしくなるが、トイレの回数が増えてますます吠えるといった感じです。不思議だったのが、エサの量や回数を増やしても体重は全く増えず、うんちが増えただけで、むしろ全体的に窶れて骨っぽくなってきた感じすらありました。糖尿病疑惑をもったのもこの頃です。

 夜鳴き対策

外に出すと静かになるとはいえ、一晩中散歩させるわけにもいかず、朝方ベランダに出して、ワンコがうろうろしている間、私はベランダに持ち出した椅子に座って、読書や仮眠しながら待機という形に落ち着きました。それでも夜中に吠えるときはサークルに布団を被せ少しでも静かにさせるようにしていました。もちろん、部屋の戸、窓、遮音カーテンは全て閉め切りです。2時間くらいの睡眠を1日に2~3回という状況で、4時間連続で眠れれば御の字といったところでしょうか。

長くなりそうなので、今回は一旦ここまでに。