オキシトシンですか?
昨日、TVを見ていたところ、地球ドラマチック 【イヌvsネコ ペット徹底対決!】というものをしていました。今回は学習能力、コミュニケーション力、人を癒やす力、自立する力、そして飼い主への愛情の5部門でイヌとネコが対決していましたが、飼い主への愛情で注目されていた愛情ホルモンがオキシトシンです。この、オキシトシンが出ると幸福感を感じるため幸福ホルモンともいわれている様です。わんことヒトが交流するときに、双方に出るもので、わんことの信頼関係や好感度に大きく比例しているようです。オキシトシン自体は外に作用するのではなく、出している本人または本犬に幸福感をもたらすもののようですが、コミュニケーション力のくだりで、わんこはヒトの笑顔がわかり、笑顔としかめっ面では笑顔を好む場面もあり、
①スキンシップやアイコンタクトでわんことヒトのオキシトシン上昇。
②幸せで双方ニッコリ。
③相手の笑顔で、信頼感や好感度アップ。お互い幸せでオキシトシン上昇。
こうして正のスパイラルにより、ヒトは犬バカ…もとい犬好きに。わんこもヒトが大好きになるのですね。もともと、オキシトシンは母親と赤ちゃんのコミュニケーションに重要な働きをしているところから、研究が進められたようですが、今では、可愛いものをみたり、美味しいものを食べた時にも増加することが、わかっています。なお、この可愛い、美味しいはあくまでも主観で、犬嫌いの人に可愛い子犬の写真を見せても、オキシトシンはあまり増加しないのだそうです。
それとも、ネギ臭ですか?
では犬嫌いまたは苦手な人は、何を出しているのか?オキシトシンと逆の働きをするストレスホルモンにコルチゾールというものがあり、こちらが増えている可能性は十分考えられます。また、先日、資生堂が「緊張によるストレスで皮膚から特徴的なニオイが発生する」ことを発見し、その原因の2成分を「STチオジメタン」と名付けていました。これらはネギやタマネギの臭い成分なのだそうです。ネギやタマネギそれはワンコにとっては毒、いわば天敵でもあります。よく、犬が苦手な人や不審者は吠えられるという話を聞きますが、ネギ臭出しているからですかねえ。あくまでも、個人的な推測ですが。