ペンケースを作ってみました
週末に何をしようかと、部屋でダラダラとメールなどをチェックしていたところ、ハンズのこんなイベントを見つけました。
問い合わせたところ、まだ空きがあるということでしたので、予約を入れて向かいました。少し早めでワークスペースにはスタッフさんのみだったため、ショッピングなどして、定時3分前に向かうと既に始めている人もいました。急いで手続きして席に着き説明を受けました。
革製ペンケースの作成手順
① 用意された革のパーツを両面テープで仮止めして、縫い目の位置に印をつけ、それに沿って、菱目打ちと木づちでガンガン縫い目の穴を開けていく。
かなり大きな音が響きますが、同様の作業を4人行っており、途中から慣れてきました。DIY感覚で良いストレス解消にもなると、同じグループの方と話しながら、文字通り打ち込んで縫い目を開けていきました。
② ゴムバンドの長さを調節して、両端を両面テープで仮止めし、選んだ蝋引き糸で縫い目の穴を使って、縫い合わせていく。
ゴムバンドはもともと20㎝くらい長さの手帳に取り付けることを想定して、準備されていたため、それよりも短い手帳に使う方は調整が必要だったようです。私は、手持ちのKINDLE(長さ21㎝)に使用するため、長さはそのまま使用します。革やゴムバンドは黒色でパーツが切り取られて用意されていましたが、蝋引き糸は何種類かある色の中から好きなものを選んで使えるようになっています。私はデニムブルーのキンドルカバーに合わせて青緑の糸を選びました。スタッフさんに縫い方を教えてもらい、チクチクと針仕事開始です。同じ手順のはずなのですが、糸の色や力加減で縫い目の出方が異なり、1つ1つ違う手作り感が出てくるのも面白い所です。ポケットの端の部分や縫い終わりの部分など、特殊な縫い方をするところはスタッフさんに教えてもらいながら、無心になってチクチクと針を動かし完成しました。
おまけ 革の側面の切り口部分(コバ)を仕上げ剤とスリッカーで磨く。
もともとは、ワークショップに入っていない工程ですが、これをすることで、見栄えが格段に違ってくるため、追加で入れていただいた工程のようです。確かにサイドが滑らかになり、革の切れ端から革製品に格上げされた感がありました。
作業中に、どなたかが「これ同じものを揃えて作ろうとしたら500円ではすまないですよね。」と言っていましたが、同感です。しかもスタッフさんの実演を伴った説明付きという、非常に初心者に優しいワークショップでした。毎回作るものや加工法などが異なり、リピーターが多いというのも頷けます。今回の革縫いはスタッフさんも初めての方が多く、事前にかなり練習されたようです。おかげで大変解かりやすく教えていただき、縫い目は多少ガタついていますが自分的には満足なものが出来ました。ありがとうございました。
浮き浮きした気分のまま、早速、ペンケースに入れるタブレットペンをハンズで購入しました。