認知症対策~食事

食事の見直し

食べ過ぎて排泄が増えるのに散歩になかなか行けずイライラしているのではないか?そもそも、うちのワンコは食い意地が張っており、他のことで吠えていてもエサをやると、「これじゃないんだけど、とりあえず、食べておく。」といった顔でモソモソ食べていました。その結果、一回が少量でも、回数を多くすると与えすぎになりやすく、トイレの時間もバラバラになって、散歩の時間とうまく合わなくなっていたようです。そこで、食事の時間を朝6~9時と夜7~9時の1日2回にして、体重に対しての適正量、ドライフード1回90gくらいを秤で量ってベースで与えることに。また、フードを温めたほうが食いつきが良く、ウンチの状態も良いようなので、時々、プレーンヨーグルトを少量のお湯で溶いてトッピングしていましたが、そのお湯を温めた煎じ液にして、毎回続けることに。食事を見直したことで、ムラがあった食欲や排泄も安定してきました。

 一粒のフードには7人の神様が

部屋でウロウロしていたワンコが急に1点を掘るしぐさを始めたら…。うちのワンコの場合、大抵そこにはフードが転がっています。クローゼットの扉や棚の下、自力では取れない狭い隙間のフードは、周囲を鼻でフンフン、爪でカリカリして世話係に取ってもらうのがうちのワンコ流。そして出てくるのは大抵1~2粒のフード。それより小さな欠片などには反応しないため、一粒以上のフードに反応するセンサーが、うちのワンコには備わっているようです(笑)。取ってやるとたった一粒のフードでも嬉しそうに食べます。「一粒を笑うものは一粒に泣く」とか「一粒のフードには7人の神様が宿っている」といわんばかりの食いつきっぷりです。

 ダイエットにはおやつも含みます

「食べ過ぎを防止して、遊んで脳トレになるようなものは…」と、ペット用品売り場で悩んでいた時に、目に入ってきたコング。そういえば、ずっと以前に買ったものの、ボールの方が食いつきが良かったので、使わなくなったものがあったはず。最近、ボールを追うのが面倒になったのか、すぐ止めてしまうため、ボール遊びもしなくなっていましたが…。ワンコBOXを漁って、底のほうにあったコングを取り出し、ちぎったジャーキーとフードを少量詰めて、目の前に…。最初はフンフンと臭いをかいでいるだけでしたが、転がすとフードがこぼれてくると気づいてからは、夢中で転がして拾って食べています。目は悪くなっても鼻は健在なためか、コングが空になるまで粘り強くつついて転がしています。そのまま与えるよりも半分の量で何倍もの時間、楽しめるようになりました。