苺ハンター

苺、狩ってきました

今年はやけに苺が美味しく、3日に1パックくらいの割合で食べていました。「今なら元が取れるのでは?」と先日、西条市丹原の玉井農園さんにいちご狩りに行きました。時間無制限で1100円。コンデンスミルクなどの持ち込みもOKということで、いろいろ持ち込んで気合充分、狩る気満々で臨みました。

もぎたて苺のバイキング

ハウスに入ると赤く艶々した苺の誘惑があちこちから。今年はやや小ぶりとのことでしたが、ヘタ近くまで真っ赤に熟した苺を選びながらちぎっては食べ、ちぎっては食べ。こちらのハウスでは紅い雫、よつぼし、紅ほっぺ、あまおとめの4種を育てており、また、来年から増やす予定のももいちごも一粒試食させていただきました。ももいちごは色がオレンジっぽくこれ以上は赤くならないとのことで、味わいは、まさにすこし固めの甘い桃でした。ハウス内で食べ比べた、最初の4種ではよつぼしが甘み、酸味、コクなどがしっかりして一番好みの味でした。農家さんの話では美味しいけれど一番手間がかかる苺とのことです。確かに、お店ではあまり売っていない品種です。次点が紅い雫でこちらも甘みが強めで美味しかったです。あまおとめ、紅ほっぺも美味しかったのですが、前の2種に比べると、少し味が薄く物足りない感じがしました。食べ比べという贅沢な環境だからこそだとは思いますが。結局、よつぼしと紅い雫を中心にコンデンスミルクなしでムシャムシャ食べた結果、あっという間にお腹一杯に。味変はクリームチーズを少し使っただけでそれ以上はお腹のスペースが…。思いのほかハイペースで滞在時間は短かくなってしまったものの、とりあえず、「美味しい完熟苺でお腹いっぱいになる」という目的は果たしました。

ベーグル屋さんは大人気

お腹一杯だからランチは後回しにして、近くにあるHappy bagelという自家製酵母パンのお店に行くことに。火曜と土曜の週二回と、月に一回日曜日も営業しているパン屋さんとのこと。火曜だし11時から開店だから丁度いいと行ってみると、お店の入り口に3~4人並んでいます。「お店が小さいから入りきれない人が外で並んでいるのかな」と妹とお店の入り口まで行くと、横のガレージのようなスペースに椅子がたくさん並べており人がぎっしりと座っていました。その数約30人。ぎりぎり私たちが座れるスペースがあったし、苺狩りが思ったより早く済んでしまったこともあり、ひとまず待つことに。思ったよりも山風が強く、寒い寒いとひざ掛けにくるまって妹とサル山のサル団子のように身を寄せ合ってしのいでいました。途中で何人か、おそらくパン屋目的で近くまで来ては、列をみて諦めて帰る方たちも。それでも「土日はもっと混雑して、椅子に座れず立って待つ列もできるので、今日はマシな方」とのことでした。

思ったよりも列はなかなか進まず、パンで一杯の袋を抱えた人がお店から出てくる度に売り切れの恐怖を感じていましたが、「あまり列が長いときは個数制限が設けられるため、全く買えないことはないだろう」との常連さんの言葉にサル団子状態で待つこと1時間以上。ようやく入店できました。

各種ベーグル揃ってます
本日の戦利品

売り切れになってしまっている棚もあるものの、まだいろいろなベーグルが残っており、ついついいろいろ購入してしまいました。Wチーズ、明太チーズなどのしょっぱい系からオレンジキャラメル、餡バターサンド、ガトーショコラなどの甘い系まで。そして、あんなに苺を食べたにもかかわらず苺サンドベーグルも。

また、並んでいる時に、「ここのスープや、ベーグル以外のお菓子も美味しい」という情報も仕入れたため、程よく空いたお腹を満たし、冷えた体を温めるためにランチを食べることに。

野菜たっぷりヘルシーランチ

本日のランチは、好きなベーグルに具だくさんのミネストローネスープと野菜モリモリのサラダがついて550円というお得ランチでした。ベーグルは自家製肉みそ入りのものを選びました。温かいベーグルとチーズがトロトロに溶けたスープでお腹の底までしっかり温まりました。

苺ふたたび

ところで、苺狩りの後、「1週間は苺食べなくてもいいな」と思っていたにも関わらず、つい美味しそうで買ってしまった苺サンドベーグルですが、当日の夜食になりました。いや、苺ってほぼ水分だしね。

苺尽くしな一日

件のベーグルサンドはチョコベーグルにラズベリー風味のクリームチーズと大粒の苺(多分丹原産)そして小さな求肥が3粒アクセントに入っていました。苺の瑞々しさと甘さがしっかり感じられるよう、ベーグルやクリームチーズは甘さ控えめで、かつそれぞれの風味がうまく調和したデザートサンドでした。大変美味しゅうございました。