持ち上げられると笑うんです
うちのわんこは、時々満面の笑顔を見せます。家人曰く、危機感も締まりもない顔だそうですが、楽しい、安心という気分がつくる表情なら大歓迎です。以前はボール遊びやドライブの時によく見られていました。最近はわんこの体力低下でそれらもなくなり~ボール遊びはもちろんですが、車の座席に座るというのも難しく、足元にすべり落ちてしまう感じです。視覚が衰えているためか、以前のように景色を楽しむ感じもありません。それだけに笑顔は(主にお世話係にとって)貴重で、見つけるとスマホを引っ掴んで撮影を試みますが、その頃にはいつものお澄ましモードに戻っています。
ある日、うちのわんこを抱えて、ふと、鏡を見ると、わんこ、めっちゃ笑顔!わんこを下ろして撮影しようとするといつもの顔。もう一回抱き上げると、にぱ~っとした笑顔で、降ろすとスンっとした感じで無表情に。抱っこしている時に「口が開いているな」とは思っていましたが、条件反射的なものだとばかり…。主に上から覗き込む感じだったので、こんなに笑顔とは思っていませんでした。意外に身近にあった笑顔に、急遽撮影会実施です。最近の笑顔の写真が増えたのはそのためです。今回はパステル加工です。
視力、聴覚、嗅覚など高齢化で低下してきているのは、フードの探知能力~最近は鼻先数センチといったところでしょうか~からも、推して知るべしですが、その分、触覚が大きな比重を占めているのかもしれません。認知症疑いの遅れてきた反抗期騒ぎを経たあと、抱っこを嫌がらなくなり、ちょっぴり甘えん坊になったうちのわんこを抱え、今日も、もふもふと柴吸いをしています。なお、お世話係は太鼓持ちも兼務しているため、「かわいい」、「かしこい」、「いい毛並み」など、全力でわんこを褒め称えています。ええ、褒めて伸ばす主義です。自分へのご褒美も欠かしません。冒頭の写真は、先月、美味しいケーキがどうしても食べたくなり、patisserie courivesさんに買いに走ったものです。見た目も味も大満足の大人のケーキです。