専門店の林檎飴

ハズレのないりんご飴

先日、カフェでまったりとランチをしていたところ、近くの席にいた女性2人が「松山にりんご飴専門店ができたらしいよ。」「新しい映えスポット?10/13に開店したんだ~。」という話をされていました。思わず耳をダンボにして聞いた後、スマホでサーチ。

というのも、甘酸っぱいりんごにカリカリの飴がコーティングされたりんご飴はお祭りでないと食べられない限定スイーツ。しかも屋台や時期により当たり外れがあり、中のりんごが新鮮なら少々酸っぱくてもそれはそれで美味しいのですが、一度完食をためらう古めのりんごのものに出くわし、その後コロナ禍でりんご飴自体を目にすることが少なくなっていたため、しばらく食べていませんでした。

たまにケーキ屋さんに行くと、飴掛けもフルーツもあるんだから、美味しいりんご飴をだしてくれないかな?と思っていましたが、「りんごにこだわった美味しいりんご飴の専門店」なんて行くしかないでしょう!

流行りに乗ってみた

翌日、早速、松山の南銀天街にあるりんご飴専門店に出かけました。実はこのお店の近くには、美味しいミニカヌレを売っているお店もあります。でもいつも行列で、行列がないと思ったら売り切れ閉店。一度気合を入れて並んだけど、それ以降はなかなか足が向きませんでした。「また、あの伊予柑カヌレがたべたいなあ。どうせ近くに行くし、ひょっとしたら開店から日にちも経っているから行列も減っているかも」と出かけたのがoffrirという焼き菓子専門店です。

和栗、抹茶、チョコ、ベリーなどいろいろな種類のミニカヌレがあるのですが、特に気に入ったのは爽やかな風味の伊予柑とナッツたっぷりで香ばしいキャラメルです。前回は1時間くらい並びましたが、今回は列の進みが以前より早く10分くらいで購入できました。

そうそう甘くはない

思ったよりカヌレをすんなり購入できたことに「幸先いいな」と思いながら、りんご飴専門店ar.に向かうと、こちらは長蛇の列。最初は建物や電柱の影でしたが、途中からは日向に。幸いお店の方が日傘を貸し出してくださったので、日傘を片手に、待ちの1時間でした。開店して日が浅いためか、どのフレーバーも500円というサービス価格だったので、もうしばらくはりんご飴に至るまで長い道のりが続きそうです。

今回購入したのはプレーンとシナモン。お店の方に、「冷蔵庫で2時間くらい冷やすと飴がパリッとしておいしいですよ」と言われたとおりに冷やし、まずはプレーンから実食。お茶は色の割には味も匂いもクセが少ないバタフライピーティーです。

カットすると赤いキラキラした飴と新鮮なりんごの真っ白な身の対比が確かに映えます。でもそれ以上に飴とりんごを同時に齧ることができるため、飴のパリパリ感と甘さ、りんごの瑞々しさと甘酸っぱさを同時に噛み締めることができます。屋台で売られていたものが「りんご飴」だとすると、こちらはより高級感溢れる大人スイーツな「林檎飴」です。あまりの美味しさにテンションがあがり動画を作ってしまいました。

りんごとシナモンとくれば

シナモンシュガーがたっぷりまぶされた林檎飴は紅茶と一緒に頂きました。カットをした時に、切れ端を更に小さく切り、紅茶に入れてアップルシナモンティーに。シナモン風味の林檎飴がこれまた紅茶とよく合います。あまりの美味しさに…以下同文です。