妖精の楽園にて

3年ぶりの開園

今年は気候の関係か、去年より薔薇が綺麗に咲いている気がします。そんな時、情報誌でコロナ禍でずっと閉園していた薔薇園が久々に一般公開をするという記事を見ました。もともと薔薇の時期だけ一般公開されており、数年前に一度行ったときは綺麗に作りこまれた薔薇とお庭に口が開きっ放しだった気がします。

今回は予約制という事で、朝一番の時間帯に予約しました。ここの入園はお茶とセットになっており、そのカフェスペースの予約時間が1時間ということです。入り口で飲み物を訊かれ、私はローズソーダ、妹はハーブティーをチョイスしました。

中に入るとあちこちに咲いている薔薇や季節の花と妖精や動物の像、パーゴラやアーチ、東屋などがうまく配されていて、各お茶スペースが独立して、景色は見えるのに他人は見えない絶妙な配置に。朝一の時間帯に入ったこともあり、皆がカフェスペースに落ち着くと、ほぼプライベートガーデンの様な気分に。

私たちの席はフェアリーハウスという内径2m弱くらいの(体感です)小ぢんまりしたガーデンハウスでしたが、窓と戸を通る風も心地よく、耳には園内に流れるオルゴール調のBGMと風により気まぐれに鳴らされるウィンドウベルの音と小鳥の声。もちろんどの窓から見える景色もきれいで、あっという間かつ有意義な1時間でした。結構しっかりした造りのガーデンハウスだから雨の時も雨の音を聴きながらゆっくりできそうです。

園内の音も楽しんで