京都は奥が深い
7月に引き続き、今月も京都に行って参りました。今回は祗園の宿坊に泊まったため、そこを中心に京都バスの1日券を使って移動しました。京都に着いたところ、あいにくの雨模様。宿坊の場所を確認がてら荷物を預かっていただき、八坂神社さんにお参り。神社に行くとつい撮ってしまうのが、狛犬さんの写真。写真の狛犬さんsは西楼門を入って手水舎からすぐの所にいらっしゃいました。
参拝後、社務所のお守りコーナーを見ていると、干支みくじが!そう、今年は戌年、うちのワンコに近いフォルムのものを見るとテンションが上がります。三方にきっちりと並べられた白柴っぽい焼き物の中に各々おみくじが入っています。中でもちょっととぼけた感じの一体を購入。
染色にはまりました
その後、以前も行った摺込友禅を丸益西村屋さんで(飼い主あるある…かな?参照)。前回ので、すっかりはまってしまいましたが、そういう方は多いらしく、隣の席にいらしたご家族連れも、「先月来たばかりだけど、子供がはまってしまって…」と苦笑していました。型紙が同じでも色の重ね方やぼかし方で随分印象が変わるため、手作り感とオーダーメイド感がたまりません。今回は文庫カバーに挑戦です。団体さんが既に入っており、型紙は結構出払っており、前回の柴犬の型紙もありませんでした。ワンコのシルエット型紙はあったため、月と月見団子の型紙と組み合わせて、「タイトル:団子泥棒」です。足跡の型紙はあったものの、大きさが合わず、型紙の○部分を組み合わせて自作です。そのため、汚れや歪みがありますが、そこも味わいということで。
雅と言ったらお香かしら
その後、山田松香木店さんで聞香体験を。今回は源氏香に参加しましたが、同じ香でも、焚きはじめと中間では香りの強さなどが違って感じ、とても難しかったです。10名近くの参加者がいましたが、全部正解した方はいらっしゃいませんでした。但し、2番目に焚いたお香は他のものに比べ、香りが複雑で強かったと思っていたところ、そう感じていた方は多かったらしく、「どのお香だったのですか?」と質問が。本当は種類を明かすのはルール違反だそうですが、体験ということで多めに見て下さり、「伽羅です」との答え。なるほど、最高級のお香な訳です。
その後、店舗でお土産用のお香を購入。地元の作家さんの香立ても販売されており、テイストの違う十二支の動物をモチーフにしたものが並んでいました。犬は日本犬ではなかったため、コレクター魂には火が付きませんでしたが、市原悦子さんの声が聞こえてきそうな龍のモチーフに惹かれ思わず購入。(「まんが日本昔ばなし」って知っています?)
目も口も満足です
近代国立美術館で、今回の一番の目的である「生誕110年 東山魁夷展」を、オーディオガイドも使って堪能後、宿坊に帰りました。夕食はTVで見て気になっていた祗園の餃子屋さん「歩兵」で名物の生姜ぎょうざと壷きゅうりを持ち帰り。焼き上がりに20分くらいかかるとのことで、その間祗園の商店街を散策。カプセルトイのお店を見つけ、ついクセで柴犬関係のものを見ていたところ、白柴のカプセルが一番出口近くにいるものを発見し、すかさず百円玉を投入しました。
持ち帰りの生姜ぎょうざには、酢醤油と生姜ミソの2種類のたれが付いており、壷きゅうりを箸休めに、いくらでも食べられる美味しさでした。