シンガポール旅行記3-2

快適な低温室(低湿度)

オーディオガイドという有力なアイテムを手に入れた私は、案内に沿ってフラワードームに入場。もともとこれらのドームは、熱帯地方の植物以外をあまり目にする機会のないシンガポールの人達に、他のいろいろな地方の植物を見せるために作られたそうで、シンガポール国民は入場料無料なのだそうです。本来、熱帯で蘭が自生する環境のため、1日目に行った植物園の方が、個人的な感想としては温室っぽい花々が多く、こちらのドームはむしろ大きな庭園という感じがします。

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入った瞬間に汗が引き、快適指数が上昇しました。ベースは涼しく乾燥した地中海性気候~シンガポール基準なので温暖とはいわないところがミソですね。ここに温帯から亜熱帯の植物が大体地域ごとのゾーンに分かれて植えられています。とはいえ、いろいろな地方の植物を全て地中海性気候ベースの温室で育てるのはかなり大変らしく、ガイドでもスタッフさんたちの努力の結晶と低温室の技術の高さが強調されていました。

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また、入り口から中央の展示用の花壇は1月だったこともあり、富貴を示す牡丹や干支の狗モチーフで春節モードでした。20180119_114248 20180119_115116