アメリカと北朝鮮の首脳会談の会場になったことで、シンガポールがクローズアップされています。で、旅行記2日目までしか書いていなかったのを今更ながら思い出しました。3日目はどっぷり植物園でした。
いざ、ガーデン・バイ・ザ・ベイへ
3日目は、以前シンガポール旅行記0で述べた通り、ホテルから現地までの移動とフラワードーム、クラウド・フォレストという2つの低温室への入場チケットがセットになったツアーを申し込んでいました。今回は昼食なしなので、ホテルでしっかり朝ごはんを取りました。
ロビーで待っていると、朝9時に名前を書いたボードを持って、スタッフさんが探しに来ました。行き先が同じ幾つかのツアーの申し込み者が乗り合わせている様です。現地に着くと、順にそれぞれのチケットを渡され、現地ツアーなどの集合場所に案内されていました。私は入場券のみのため、チケットを渡されて、「ドームはあちら、楽しんで」と言われて終了です。とはいえ、入り口まですぐ近くなので、迷いようもないのですが…。
楽しむ気200%(満々)
できれば詳しいガイドマップのようなものが欲しいなと思いながら歩いていると、ビジターセンターにオーディオガイドの文字が。「これって、美術展などでよくあるイヤホン式の案内?英語でもないよりはいいか」と思い、建物に入り、オーディオガイドを使いたいと片言の英語で話すと、パスポートを預けるとデポジットがいらないため4ドルとのことでした。日本円で350円弱です。「安っ!」と思い機器をレンタル。しかも、きちんと日本語対応ありです。なお、後で知ったことですが、オーディオツアーという園内全体をイヤホンガイド付きの専用車で回るものもあり、こちらはパンフレットに記載がありましたが、オーディオガイドについては、何も書かれていませんでした。
実際に使ってみたところ、フラワードームからクラウド・フォレストの順に、しかもほぼ経路に沿ってナンバープレートがあり、そのナンバーの説明を聞くという、まさに美術展形式。自分のペースで回れるし、説明はやたら詳しく、中身も充実、かつ分かりやすいものでした。三菱建設さんがドームの建設に関わっており、(多分)オーディオガイド日本語版の編集も行っているようです。ただ、説明綱目が100以上あり、途中で充電切れにならないかひやひやしながら回りましたが。また、全部聞くだけでたっぷり2~3時間はかかるため、個人または少人数で自分のペースでゆっくり回りたい人にお勧めといったところでしょうか。へたなガイドツアーよりはよほど面白く、方向音痴さんにもお勧めです。