わんこと旅行~生口島

わんことドライブ

うちのわんこはここ1年ですっかり足が弱り、走れなくなりましたが、お正月に久々に車に乗せたところ、とてもご機嫌でした。1月末に少しまとまった休みが取れたため、わんこと一緒に泊まれるホテルに温泉旅行に行くことに(温泉はヒト専用です)。ホテルは岩城島というしまなみ海道の近くの小島にあるため、しまなみ海道で生口島まで行き、カーフェリーで岩城島に渡ることに

アートの島、生口島

松山から車で2時間弱、わんこを助手席に乗せて信号停止時などに時々モフりながら生口島に到着しました。まずは「たこ処 憩」で昼食です。たこ飯定食は新鮮なたこを使った天ぷらか刺身が選べるようになっているのですが、ここは刺身をチョイスしました。あっさりとしつつ噛むと旨味がしっかり感じられるたこ刺しと生姜の利いたほっこりした美味しさのたこ飯に舌鼓をうちつつ完食

たこ好きにはたまりません

その後、腹ごなしがてら耕三寺を散策。初代が母への孝行のために建てた寺とのことでしたが、寺全体がギャラリーになっており、建物自体も日光をお手本にしたような見ごたえのあるものでしたが、いくつかの建物内で日本画や茶道具などの展示をしていました。また、未来心の丘という真っ白な大理石のエリアには、これまた白いアートなオブジェがたくさんあり、不思議な雰囲気でした。お寺というよりは、耕三寺コレクションを所蔵、展示する広大な博物館エリアという感じでした。

丸ごとアートなお寺

初代が、故郷の瀬戸田で隠居している母のために建築した、和洋折衷の潮聲閣も観ました。昭和初期に建てたとは思えないくらい、重厚感はあるが古びた感じは少ない家でした。柱から、天井、欄間、襖絵、家具やステンドグラスなど細部まで、全国から選りすぐりの材料と名工を集めて作った感がすごかったです。

耕三寺は思った以上に境内が広く、千仏洞も途中で出口が不安になる長さでした。また桜の樹や蓮もたくさん育てており、花の時期には見ごたえがありそうです。今度は天気の良い、花の時期に再訪したいと思います。

生口島は日本画家、平山郁夫の故郷でもあり、直ぐ近くの平山郁夫美術館でも鑑賞。シルクロードや奈良薬師寺の壁画のイメージが強かったのですが、しまなみ海道の絵も描かれており、独特の海や山の色が美しかったです。小腹が空いたので、休憩も兼ねて、カフェでレモンケーキ食べ比べセットをいただきました。私は梅月堂さんの酸っぱいレモンケーキが好みで、直ぐ裏手のお店とのことで、買いに走りました。売り口上通り、ありそうでなかったレモン感あふれるレモンケーキです。