わんこと旅行~岩城島その1

渡し舟なカーフェリー

美術館を出たのが夕方5時近くで、だんだん日が暮れてきました。宿泊先の岩城島菰隠温泉ホテルに向けて出発です。まずは生口島洲江港から岩城島小漕港までフェリーで渡ります。 洲江港 に到着するとすでに車が何台か乗り込みつつあります。料金は船内で支払とのことなので、そのまま、真っ直ぐ車ごと乗船。エンジンを止めてサイドブレーキをかけて待機。支払も車の窓からなので、ワンコ連れにはうれしいシステムです。船上の車内で揺られること5分、着岸後、真っ直ぐ進んで下船すると岩城島です。

わんこOKホテルに到着

小漕港は島の北部、 目的の菰隠温泉 ホテルは島の南西部です。とはいえ、島自体が周囲約15㎞とそれほど大きくないため10分くらいで到着しました。ホテルの建物は2階建ての小ぶりな感じです。わんこ連れは別館の橘館に宿泊ですが、中庭を挟んで建物が…見えません。本館が小高い所に建っており、別館は2階建てで屋根部分と中庭が大体同じ高さの様です。また別館は小さな通路を挟んで海に面しており、確かにこれなら騒音は心配しなくて済みそうです。

翌朝、部屋からのオーシャンビュー

景色の関係で、宿泊客専用の露天風呂や菰隠鼻という突端にある展望台はむしろ橘館からの方がアクセスが良さそうです。

和太鼓アクティビティに参加

折角なので、岩城島ならではの体験をしたいと思い、事前に予約していた和太鼓アクティビティに夜8時から参加しました。もともと、他の観光パンフレットで見つけ、そちらには期間の制限がなかったため、申し込んだところ、参加可能との返答をいただきました。港の近くの長江体育館が練習場とのことでナビを頼りに向かったところ、ホテルの比較的近く、島の南側にある岩城港に到着。しかし、体育館っぽい建物は見つからず、途方に暮れていたところ、今回の窓口になっていただいた西本さんから「道はわかりますか?」と連絡あり。「今、岩城港なんですけど、体育館が見つからなくて。」と話すと、しばし無言。岩城島には港が3つあり体育館は島の北東部にある長江港の近くなのだそうです。どうやら私がナビに入れた電話番号が上島町役場だったのが、そもそもの敗因だったようです。「入り口がわかりにくいので、迎えに行きます。」という西本さんに、感謝、陳謝して、誘導してもらい、何とか練習場に到着しました。このイベントの実施団体である島本陣岩城太鼓は1988年に発足し、今は子供世代が中心に活躍しているそうです。親世代の西本さんから太鼓や 島本陣岩城太鼓 のレクチャーを受けて、その後は練習に混ぜてもらい、実際に叩きながら、リズムを真似したり、記憶ゲームをしたり…。音はずっと続けている団員さん達には全く及びませんでしたが、楽しかったです。最後に、こちらのグループのオリジナル曲、「潮音」の演技を観せていただきました。楽譜はなく、全て体感で覚えているそうですが、迫力ある音はもちろん、動きもまさに振り付けされた演技のようにそろっており、大変聴きごたえ、見ごたえありました。 島本陣岩城太鼓 の皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。