そろそろ、あの時期です

動物病院は大忙し

先月は狂犬病ワクチンの月でしたが、皆様、もうお済(ませ)でしょうか?私は近所の接種日とうまく都合が合わず、「近々動物病院に行かなければ…」と思っていた矢先、フィラリアの検査と薬の案内が届きました。できれば、あまり混まない5月のうちにという案内でしたが、祝日は午前中のみ開院していますという記載をみて、ワクチンのこともあるし、行けるうちに行っておこうと、早速、狂犬病ワクチンとフィラリアの案内のハガキを持って受診しました。

GW中なので、「ひょっとしたら、病院が開いているのを知られてなくて、空いているかも」と思いましたが、その考えは溶けたアイスよりも甘かったようで、他が開いていないこともあり、いつもにも増して待合は人で一杯です。持病のため定期的に受診している子や、体調崩したがかかりつけが開いておらず、駆け込み受診の子などいろいろな子たちがいるようです。少し不安でしたが、あまり吠える子もおらず、うちのワンコもおとなしくしていました。黙っているとおとなしい女の子に見えるらしく、「年齢、性別詐欺とよく言われる14歳男の子です。」と暴露しておきました。実際、目も悪いし、足取りも若干覚束ないですし。でも、一番落ち着きなく、周囲の臭いを嗅ぎまわっていましたが…。「おとなしいですね」と話しかけられる度ににっこりと答えながら、突発事故を防ぐためにリードは短めにして足でしっかり踏みつけて待機していました。

注射の時間です

おとなしくしていた(日常比)ワンコでしたが、診察台に載せて、保定されたところで吠えて逃げようとジタバタし始めました。「(年齢の割には)随分元気で声も大きいですね。」とスタッフさんは慣れた様子でしたが、今日はワクチン接種と、フィラリア検査の採血の2本立てです。

スタッフさんとワンコ双方の安全のために、口輪紐を構えたスタッフさんに「口輪しちゃってください」とお願いしたところ、サクッと口輪して、サクサクッとワクチン、採血まで終わりました。なお、その間、うちのワンコは口輪の隙間から断末魔のような悲鳴を上げておりましたが、いつもの如く、悲鳴と採血やワクチンとのタイミングはずれておりました。いわゆるビビり吠えです。口輪が取られると、ケロッと今までのことがなかった顔をするのもお約束です。

採血の結果、フィラリアは陰性で、6月頭から11月末までの薬を貰って帰宅しました。部屋に帰ってからは、「やれやれ、とんだ目にあった。」といわんばかりに、定位置で寝ていましたが、やれやれと言いたいのはこっちですから!