罠にかかったフリ
うちのワンコは構ってほしくなるとデスク周りをうろうろします。手が離せず、なかなか撫でてやれないと、積極的にコードに絡まりに行き、引っかかったところで、「罠にかかって動けません」というような、情けない鳴き声を上げて上目遣いでこちらをうかがいます。私が苦笑してほどいてやるまでが、お決まりの流れになっています。この「囚われのワンコごっこ」は世話係の目が届くところでするのがお約束になっており、特にデスクの電気スタンドと足元ヒーターのコードが狙われています。
当初はなるべく引っかかりにくいように、コードを端に寄せたりしましたが、鼻先で隙間を作り積極的に絡まりに来ては、身体にコードが引っかかった時点で静止します。どうやら、吠える代わりに編み出したワンコの構ってサインのようです。ほどいた後、モフってやると満足するのか、定位置に戻っておとなしく待機しているため、現在、デスクで作業中でも、私の手が届きやすい所に引っかかり地点を設置しています。
最近、寒い日が続くためか、ワンコの首周りの毛並みがフサフサして、モフりがいが増しています。毛並みの良さは体調のバロメーターでもあるため、お世話係としては嬉しい限りです。